【高校生必見】劣等生が海外留学、大学院まで卒業した方法 Ep.06ファンデーションコース入学編

ファンデーションコース入学

語学学校をなんとか6ヶ月で無理やり卒業した私は、翌年ニューカッスル大学のファンデーションコースへと入学しました。

 

ファンデーションコースとは

オーストラリアの大学は日本の大学の一般教養にあたる授業が全くないので、入学前に基本的な勉強をできる場所です。留学生が大学に入学するための1番ポピュラーな方法だと思います。

私が行った学校では、文系、理系、芸術系にコースが分かれていました。私は理系を選択して、主な授業は、英語、数学、化学、物理の4科目でした。

このファンデーションの成績で大学への入学が許可される方針で、例えば医学部に入りたい場合、理系の試験で平均95%ぐらい取らないと入学できないという仕組みでした。学部によって、スコアが設定されています。

ファンデーション入学時に希望の学部を選択しなければいけなかったので、高校の時にも選択していた理系コースをなんとなく選択し、ファンデーションコースを開始しました。

通学しているうちに、これでいいのか?大学で何を勉強するのか?という疑問が強くなりました。

特にやりたい事がなかった

というより日本では成績が悪すぎて選択肢が無く、入学できる大学を必死に探していた。

何学部でもよかった。何をしたいかという考えが浅すぎた。

当時、英語がまだまだ乏しかった私は、大学のウェブサイトを見てもどの学部で何の勉強ができるのかという事が全くわかりませんでした。

そこでオーストラリアの全大学、全学部をリストアップし、電子辞書片手に片っ端から調べました。

これもファンデーションコースの英語の授業の一つで、自分がどのような勉強をしたいかについて15分くらいのプレゼンテーションをしなければいけなかったからです。

そこで私が辿りついたのがランドスケープとういう日本では聞き慣れない学部。もともと小さい頃は建築士になりたいという夢があり、絵を描いたりするのが好きで、美術の成績だけは平均より上でした。

こんな夢も部活や高校生活、日本の大学入学システムに没頭していた私は忘れていました。

このファンデーションコースの英語の授業をきっかけに自分のやりたい事を見つめなおし、私はLandscape Architectureという学部を見つけることができました。当時はそこまで理解していませんでしたが、建築と環境学とデザイン学の間のような学部です。

しかし、私が通っていたニューカッスル大学には建築学部はありましたが、ランドスケープ学部が無いことを知り、ファンデーションコースに通い始めて半年が経っていましたが、思い切って中退を決めました。そして、メルボルンにあるデザインやアート系で有名なRMIT大学へ編入希望を提出しました…

次回はファンデーション中退、編入の決意後どのように事が進んだのか!?自分の選択はあっていたのか?について

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